【第1回】「つなぐ人」未来屋書店岡山店~櫻井恭子店長インタビュー記

【第1回】出会いの入り口はたくさん!未来屋書店岡山店であなたの本と出会おう

 

岡山駅の駅地下と直結しているイオンモール岡山の5階と4階に、未来屋書店岡山店がある。

大型書店である未来屋書店岡山店の店長・櫻井恭子さんに、

本の販売戦略や書店員とはどんな存在かということについてインタビューした。

ここでは、櫻井店長と未来屋書店岡山店の魅力を数回にわたってお伝えしたい。


 

想像してみてほしい。

どんな本屋さんでもいい。

本屋さんに入ったとき、必ず歩く通路がないだろうか。必ず目に入るコーナーがないだろうか。

きっとあるはずだ。

この、必ず歩く通路をメインストリートと呼ぶことにしよう。

多くの本屋さんでは、メインストリートにおすすめ本を置いているはずだ。

理由はいうまでもないが、お客さんはほぼ必ずメインストリートを通るからだ。

未来屋書店岡山店(以下:未来屋岡山)は、イオンモール岡山の5階にある(本当は4階にもあるのだが、

それはまた今度お話しよう)。

 

イオンモール岡山という巨大ショッピングモールの性質上、未来屋岡山の入り口はたくさんある。

つまり、未来屋岡山のメインストリートはたくさんあるということだ。

未来屋岡山の櫻井恭子店長は、メインストリートの豊富さを武器に、多面展開を心がけているという。

本にはさまざまなジャンルがある。

小説、コミック、歴史書、自己啓発書などと大きくジャンルを分けることができる。

そして、小説だけをピックアップしても、ミステリー、恋愛、青春、ファンタジーetcと

ジャンル分けすることが可能だ。

櫻井店長は、それぞれのメインストリートに入ってくる客層をチェックしているという。

たとえば、隣のスターバックスコーヒーから未来屋岡山にやってくる人といえば、主に若い学生やOLなど。

スターバックスコーヒー側のメインストリートには、学生やOLが読みそうな雑誌やコミックが展開されている。

コミックの近くにはライトノベルが配置され、ライトノベルの近くにはほかのジャンルの小説が配置されている。

つまり、本をただジャンル分けしてレイアウトしているのではなく、

ジャンルの近い本同士を近場に配置しているのだ。

コミックが好きならライトノベルにも興味がある確率が高い。

ライトノベルを読むならほかの小説も読むかもしれない、といった具合だ。

その人が興味のある分野を効率よく見て回ることができるようになっているのである。

 

櫻井店長は、メインストリートのなかでもレジ前をもっとも重視しているという。

本の表紙を表にして、大胆にレイアウトしたメインストリートは、レジ前に並んでいる間にも目に留まる。

すでに買う本が決まっていたとしても、メインストリートに気になる本を見つけたら、

ついそっちに戻ってしまうだろう。

櫻井店長は、本のジャンルのつながりを意識して、店内をレイアウトしている。

これは、興味のある本を探す側にとっても非常にありがたい。

本好きな方は、興味のあるジャンルの本をチェックしていったら、

いつのまにか店のなかを全部歩いていた……なんてこともあるかもしれない。

そして、本を見ていたはずが、なぜか食器やバランスバイクが置いてあることにも気づいてびっくりすることだろう。

未来屋岡山は、本との出会いの入り口が豊富にあるうえに、遊び心たっぷりの本屋さんなのである。

▶本屋さんTRIP「未来屋書店岡山店」店舗詳細ページへ▶

《関連記事》
【第1回】櫻井恭子店長インタビュー記~『出会いの入り口はたくさん!未来屋書店岡山店であなたの本と出会おう』
【第2回】櫻井恭子店長インタビュー記~『櫻井店長の必殺技!なんしょん、ちょっとずるいぞ?』
【第3回】櫻井恭子店長インタビュー記~『その本屋さんだからできる!人と本をつなぐ』
【第4回】櫻井恭子店長インタビュー記~『岡山店ならではの楽しみがいっぱい!』
【第5回】櫻井恭子店長インタビュー記~『面白い本屋さんは自発的に動ける書店員が作る!』


夏也園子/1986年7月31日生まれ。
小説マンガゲーム好きで基本雑食。
最近はなにも読めていない・できておらず(涙)
2014年『フェチクラス』(双葉社)でデビュー、
ほかに『リアルアンケート(上・下)』(KKベス トセラーズ)がある。
最近はホラーだけでなく別ジャンルにもチャレンジ中&新たに本を出版すべく奮闘中。
☆2017年『大原美術館とあなたが紡ぐ物語~小川洋子がいざなう朗読会Ⅲ』にて入賞しました。
http://www.ohk.co.jp/ohara/

コメントする