エディスコーワン大学のエビデンスに基づく先延ばし対策~前編

エディスコーワン大学が学生向けに発行している、先延ばしに対するガイドラインというものがあります。

学生たちの先延ばしを防ぐために、そのための戦略を提供するところまでやってしまうというのがエディスコーワン大学の素晴らしいところです。

このガイドライン、1番実践的で基本的なものがまとまっているので、こちらを紹介しようと思います。全部で20個あります。全部やらなくていいです。自分に合ったものを選んでやってください。
僕は全部試してみたので、僕なりにアレンジしたものもご紹介します。

実際に効果が高いと言われている方法をご紹介していきます。

 

1つ目の戦略は、

ワーストファーストアプローチ

自分にとって一番嫌なこと、やりたくない事を1番に持ってくるやり方です。

カエルを食べてしまえという本がありますよね。あれは、自分にとってカエルになっているもの、つまり嫌なものをやっつけてしまえば、1番最初にやってしまえば、嫌なことがもう終わったのだから、あとの1日が楽になるというお話です。ワーストファーストアプローチはこれに近いです。

最も難しくて不快な作業から手を付けてしまえば、物事をスムーズに終わらせてしまうことができるという話です。

これは賛否両論かと思います。簡単な作業から手を付けた方が弾みが付くんじゃないかという意見もあります。確かにそういうやり方もあります。自分にとって合うものを決めてください。

1番良くないのは、難しいことをやる日もあれば、簡単なことをやる日もある。どっちから手を付ければいいのかわからない。
どっちから先にやった方が先延ばしにしづらいのかわかっていないということが一番良くないので、そういう意味でいうとワーストファーストアプローチをした方がいいと思います。

おすすめは、やるべき事に手を付けた時間を測っておくといいです。これを何回かやっておくと、自分にとって大事な事を今日は何時にどのくらいやったのかという時間を把握出来て、手際よく作業が出来る様になります。

僕の場合は、ワーストファーストアプローチが自分に合いました。
なぜかというと、やるべき事を先延ばしにするとストレスになっちゃうんです。これが脳の力だとか集中力を失わせてしまって、ワーキングメモリーを減らしちゃうということがわかっています。
やるべき事が難しい事の場合は、ワーストファーストアプローチを使ってしまった方が楽です。

僕は朝起きた直後の集中力が高い時間に、ステッパーに乗って、カフェインを取りながらワーストファーストアプローチをすると、午後からが楽になります。僕には合ってるなと思います。

簡単な事から手を付けるのは良いのですが弾みをつける為に簡単な事から手を付けるだけであって、簡単な事だけを全部やろうとしてはいけませんよね。ToDoリストの罠と同じで、簡単なことから手を付けてしまって、結局難しいことをやるのを先延ばしにしてしまうことと一緒で、どうでもいい仕事を入れてしまいがちになるんです。これだと意味がないので、リストを作る場合は短時間で出来ることを入れると良いです。

 

ワーストファーストアプローチと近く、よく誤解されやすい方法というのがあるので、これも紹介しておきます。

2つ目は

小片アプローチ

ワーストファーストアプローチと逆だと思っている方がいますが、そうではないです。見てわかる通り、小さな破片にして、それをひとつずつやるというアプローチです。

ワーストファーストアプローチは自分が本当にやるべきことの中で、1番難しくて不快な作業から手を付ける。
小片アプローチは自分のやるべきことを、小片に分解して、その中の簡単なものから手を付ける。

 

もうひとつが

記憶一忘却テクニック

やるべきなのに忘れていた事を 思い出した瞬間にするというテクニックです。
To Doリストを捨てた人はこれをやった方がいいです。

集中している時に記憶一忘却テクニックをやっていいですか?という人がいますが、それはやめた方がいいです。
本当に超集中している時というのは、他のことを思い出したりしないはずなんです。思い出してる時点で集中力が途切れはじめているということですから、ちょっとだけ休憩する意味で、思い出した事に手を付けてみるというのは良いです。
思い出した事を頭の中に残したままで、他のことをするのはあまり良くないです。脳の一部を忘れてはいけないことに使っている状態で集中するのはかなり難しいので、とっとと終わらせて元の作業に戻すというのがいいやり方です。

 

次に

一度しか触らないルール

これは僕がアレンジしたやり方で、大学のガイドラインには入ってません。僕の『片づけの心理法則』を読んでくれた方は知っていると思います。
この”触らない”の部分を”考えない”に変えて、一度しか考えないルールというようにします。

これは一度手に触れたものは、その瞬間に処理して決めてしまうやり方です。
一度しか触らない、一度しか考えないと決めてしまうというルールにしてしまえば、今考えている事以外のことを考えなくていいんです。これがとても楽になります。

一部ですが是非参考にしてください。
もう少しあるので後編に続きます。

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